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デスクトップLinuxの普及を阻むもの23項目

   

デスクトップLinuxの時代は到来しているだろうか?

Linux・Mac・Windowsの3つのOSを普段使っています。下記の記事を読みました。

cpplover.blogspot.jp

2017年はおろか、もっと前からとっくの昔に、GNU/Linuxデスクトップの時代は到来しているし、ブログ執筆であろうとプレゼンのスライド資料作成であろうと、GNU/Linuxは十分実用に耐えうる。

私もデスクトップLinuxの時代は到来していると思うけど、しかしプレゼン資料を作成するソフトウェア以外にも、デスクトップLinuxの普及を阻んでいる難所があるなと思っています。私が普段デスクトップLinuxを使っていて使いづらいと感じた部分を整理してみました。

デスクトップLinuxの難所

e-TAXが使えない

カードリーダーを使って頑張ってみたけどLinuxからは成功できず…。誰か成功した方はいますか?

Blu-Ray動画の再生が難しい

リッピングするかAACSを解除する方法で頑張るしかない。

地上波デジタルの視聴が難しい

動作するデバイスが限られる。以前はPT3で視ていた。USB接続ではなくブラウザ接続型で閲覧するものであれば比較的容易。

ハイバネート設定が難しい

特にノートパソコンでハイバネート設定が難しい。

省電力設定が難しい

デスクトップLinuxであれば省電力というイメージは幻想。X起動中に各アプリの省電力設定をきちんと設定しなければWindows環境よりバッテリー消費が激しいことも多い。

輝度設定キーが動かない

ノートパソコンの液晶の輝度設定キーがデフォルトでは動作しないことが多い。

タッチパネルをオフにできない

BIOSでタッチパネルを設定する項目がなくWindowsのユーティリティソフトで制御するモデルだと、タッチパネルをオフにできない場合が多い。

プリンタやスキャナの設定が難しい

最近はだいぶ多くの機種が動くようになってきたけど、ユーティリティソフトが無い場合が多いので細かな制御はできない。インクの残量などもわからない。

スマホとの同期が難しい

USB接続したスマホとの同期が難しい。

デスクトップ環境のUIがイマイチなのが多い

KDE・Gnome・XFCE・Unity・MATEなど、どれも帯に短したすきに長し。

NTFSやHFS+の書き込みに設定が要る

読み込みはすぐできるけど、書き込みは設定が必要。

サウンドやカメラの詳細設定が難しい

最近はほとんどのサウンドカードやWebカメラが動くけど、ユーティリティソフトで設定するような詳細設定は難しい。

Bluetoothデバイスの一部でペアリング出来ないものがある

ほとんどのデバイスは設定でペアリングできるが、一部のペアリングできないデバイスが存在する。

ブラウザで閲覧できないサイトがある

UserAgentをホワイトリストで許可しているサイトの場合、推奨ブラウザでアクセスしても閲覧できない場合がある。UserAgentを書き換えてアクセスし直す必要がある。

IMEで良いものが少ない

Atokの大分昔のものは動くけど、基本はMozcなどで頑張るしか無い。拡張辞書必須。

KindleアプリのLinux版が無い

KindleアプリのLinux版が無いため、wineで動かすしかない。

Evernote公式アプリのLinux版が無い

公式アプリのLinux版が無いため、ブラウザ版を使用するか、サードパーティーのEvernoteクライアントを利用するか、wineで公式アプリを動かすしかない。

LINEアプリのLinux版が無い

wineで動かすしかない。

画像編集ソフトが限られる

GIMPで大体のことはできるけど、PhotoshopやSketchのようなソフトは使えない。RAW現像手段も限られる。

SteamがUbuntu版しか提供されていない

Steamのゲームを遊ぶにはUbuntuやUbuntu互換のディストリが必要。openSUSEなどでは使用できない。

SlackアプリがFedoraかUbuntu版しか提供されていない

SlackアプリはFedoraかUbuntuでしか使えない。それ以外はブラウザ版。ただ、openSUSEにはFedoraのRPMをインストールしたら動作に成功した。

Gitクライアントで良いものが無い

GitKrakenは重い。MacでいうSouceTreeのようなGitクライアントがあると良いけど…。

入力デバイスの操作がイマイチ

特にドライバの提供されていないマウス系のホイール操作はエミュレート精度がイマイチ。Apple系のデバイスも設定に難儀する。

それでもデスクトップLinux

それでもデスクトップLinuxは楽しいです。デスクトップLinuxはMacの半分くらいのシェアがあるので、そろそろ市民権を認めてほしいと願っています。

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(2014年のオープンソースカンファレンスにて)

新しいLinuxの教科書

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